「ベトベトしま戦か?」第10戦(開催日:2010年 4月)

実用性だけでなくデザイン性も大切。GiG-BANDは色も豊富にありますしロゴなどのデザインも細かく指定できて◎



GiG-BAND.COM訪問取材企画第7弾
ギグバンドをご注文していただいているお客様をGiG-BAND.COMのスタッフが訪問取材させていただき、実際の使用例やご感想、ご意見などを伺い、広く皆様にご紹介させていただく企画でございます。
——————————————————————————
チケットバンド

今回、訪問取材にお伺いしたのは、4月10、11日に千葉県香取市にあるサバイバルゲームフィールド「Area 51」で開催された「ベトベトしま戦か? 第10戦」です。と、いきなり“ベトベトしま戦か?”といわれても、いったいなんのことだか分からない方もいらっしゃるでしょうから、このイベントについてまずご説明いたします。

“ヒストリカルゲーム”とは?
この「ベトベトしま戦か?」は、初心者からベテランまでが一緒に楽しめる“ライト感覚ベトナム戦争ヒストリカルイベント”です。ヒストリカルゲームとは簡単にいうと、歴史再現ゲームのことで、第二次世界大戦、ベトナム戦争など実際に行われた戦闘を模し、当時使用されていた銃器、装備で統一し、勝敗よりも戦場の雰囲気を再現しようとする“大人の戦争ごっこ”というべきでしょうか。サバイバルゲームと混同してしまう場合もありますが、勝敗を競い、エアガンの性能を重視するサバイバルゲームに対し、決められた年代の中で装備や銃器、自分自身の設定にまで凝り、一兵士の役割を演じるヒストリカルゲームとでは方向性が違います。

歴史あるイベント“ベトベトしま戦か?”チケットバンド

2005年から年2回開催されているこのイベント、今回は記念すべき第10回目の開催となります(ちなみに今年はベトナム戦争終結から35周年)。10日に前夜祭、メインのヒストリカルゲームは11日に行われました。

午後1時から開場した前夜祭ですが、ベトナム戦争当時の軍装を身に纏った参加者が早速テントやキャンプの準備をはじめ、その様はまさに“野営”といった雰囲気。また“サイゴン地区闇マーケット”と題した、物販エリアも設けられ、多くの参加者が掘り出し品や特価品を求め賑わっておりました。

前夜祭からヒストリカルチケットバンド
徐々に日も暮れ始めた頃、大型トラックの荷台を利用したメインステージではプロのダンサーによるセクシーダンスが始まりました! その瞬間それまでステージからやや離れたところでお酒や食事を楽しんでいた“兵士”たちが一気にステージ前に駆け寄って、瞬時に会場内は興奮のるつぼと化しました!!そのさまはまるで、あの名作映画「地獄の黙示録」のワンシーンを彷彿とさせました。

 

いよいよイベント本番[E:sign01]チケットバンド

さて、興奮の前夜祭から一夜明け、ヒストリカルゲーム本番の日を迎えました。昨夜の騒ぎをまるで忘れたかのようなメインステージ前には、朝8時から南ベトナム軍と北ベトナム軍に扮した兵士たちが集合し、開会式がスタート。師団ごとにパレードがおこなわれ、その後ゲームフィールド内へと展開。ゲーム内容は、キャンプサボイに、南ベトナム軍が攻め入り奪還するというもの(詳細なルール等はこちらをご参照ください→http://vietviet.nomaki.jp/html/rule.html

くどいようですがあくまでもヒストリカルゲーム(歴史再現)ですので、通常のサバイバルゲームなどと異なり勝敗はなく、いかに当時のリアル感を再現して楽しむかが、このイベントの趣旨。軍装を身に着けず農民に扮したゲリラ兵が活躍したベトナム戦争を再現するリアルなシーンもみられ、ヒストリカルゲームの名に違わぬ“戦争ごっこ”が繰り広げられていました。

ギグバンドについて…
チケットバンド

さてこのイベントの紹介を終えたところで、ここからはリストバンドについて、主催者の“サケスキー”こと酒井順彦氏におうかがいしました。

ライター荒井(以下、荒井):今回は取材にご協力いただき誠にありがとうございます。まずリストバンドをGiG-BAND.COMに発注していただいた経緯からお聞かせください。

酒井氏:この「ベトベトしま戦か?」というイベントは、現在では有料イベントですが、開催はじめの頃は国土交通省に使用許可を申請し、河川敷において無料で開催していたんですよ。ところが、エアガンの所持に関する条例などが制定されるなど、この業界を取り巻く環境も変化していき、河川敷での開催も難しくなってきたので、今回の「Area 51」のような有料ゲームフィールドを借り切り、参加料をいただくかたちで開催することにしたんです。そのとき、入場者管理に使用しようと、GiG-BANDさんに発注したのがきっかけですね。

荒井:最初からGiG-BANDのリストバンドにしようと?

酒井氏:いえ、最初はタトゥシールや医療用のプラスチックバンドも候補に挙がったのですが、どれも軍装の雰囲気にそぐわないものばかりで……。やはり、このヒストリカルゲームは当時の衣装や装備を再現することが“肝”となるのでその雰囲気を壊すものは、いかに便利でも使えなかったんです。紙製のリストバンドについては知っていたので、ネットで調べたらGiG-BANDさんが見つかり、サンプルを取り寄せることにしたんです。それで、実際に3日間自分で付けてみて耐用実験をしたんですよ。

荒井:ほう! それで実際にご自身で使われてみていかがでしたか?

酒井氏:仕事もしつつ、お風呂に入ったりしても破れないし、印刷も落ちない。「ベトベトしま戦か?」は今回のように2日間にわたっての開催もありますし、もちろん屋外イベントなので防水性も必要です。そしてなによりも、申し上げましたとおり、参加者のみなさんがせっかくベトナム戦争当時の軍装でびしっとキメてらっしゃるのに、その雰囲気をこのリストバンドひとつでぶち壊すわけにはいきません。実用性だけでなくデザイン性も大切なんですよ。そういった面からもGiG-BANDさんのリストバンドは、色も豊富にありますしロゴなどのデザインも細かく指定できる。軍装の雰囲気を壊さないような、ひっそりとした主張しなさ加減が気に入りまして、GiG-BANDさんに発注することに決めたんです。

イベント用リストバンド

荒井:ありがとうございます! 今回、ご使用していただいたのは新色として加わったカーキ色だと聞いておりますが、いかがですか?

酒井氏:このカーキ色、最高です(笑)。まさにこういうイベントのためにあるような色ですね(笑)。この色を一度使用したら、もうほかの色に変えられません。

荒井:最後に、「ベトベトしま戦か?」のこれからの予定や展開についてお聞かせください。

酒井氏:次回は今年2010年の10月に開催予定です。今回以上に楽しめる企画を用意し、多くのかたに参加していただきたいと思います。ただあくまでもこのイベントの主人公は、参加者のみなさま一人ひとりです。それぞれがご自身なりのベトナム戦争を再現していただければ幸いです。また現在もなお、枯葉弾などによるベトナム戦争の後遺症に苦しんでいるかたがいます。主催者としては、ヒストリカルゲームだけでなく戦争体験者による講演会やチャリティイベントなども展開し、ゆくゆくは基金も設立できればと考えております。偽善といわれるかもしれませんが、ベトナム戦争を風化させないようなイベントづくりを心がけていきたいですね。

イベント用リストバンド

<後記>
正直申し上げまして、当日は不安だらけで取材に向かいました。
会場に着いてからもどこにいたらよいものか分からず、会場では思いきり浮いていました。しかし、参加者のみなさまの温かいお気持ちのおかげでとても充実した取材ができました。本当に感謝です。みなさま本当にありがとうございました!

——————————————————————————

今回ご協力いただいた、「ベトベトしま戦か?」様及び、会場の「Area 51」については、下記を参照してくださいませ。

「ベトベトしま戦か?」
URL: http://vietviet.nomaki.jp/

「Area 51」
URL: http://www.caw.co.jp/

こちらのイベントで使用したイベント用リストバンド

GiG-BAND 合成紙(印刷有り)

GiG-BAND 合成紙(印刷有り)

商品ページを見る